作業しながらセンシングって熱いよね
一石二鳥というか、スカウティング・センシングのために機械を動かしてもいいけど、作業しながらのほうが、ついでのほうが、気が楽だし導入はしやすい。
もちろん作業しながらしか取れないデータってもの沢山あるのだけれど(破壊的なデータ)。
今回のアグリテクニカでAmazone のSoil detect という技術がとても気になった。
Amazone社は前回2023年からAutotillという名前で、耕起作業機にセンシングデバイスを色々くっつけて耕しながら色々見てあげようとする取り組みを広く行っている。
今回はCeux-TXというまあいうなればコンビネーションディスクの作業機の、シャンク部分で土壌の電気伝導度(EC)を測定しようとするもの。 測定原理が気になっており、まあ改めて資料をよく読めば理解できなくもないのだが。
T氏に無理を行って写真を沢山撮ってきて頂いたところ、よく理解ができた。
つまり、シャンクそのものが電極のような役割をしており、四本のうち、外側の2本で一定の電力を印加し続け、真ん中の2対で電圧を測定し続けるものだそうだ。
トラクタからのノイズはどうなのかとか、土壌との摩擦で発生する静電気的なノイズとかどうするんだろうと思ったけど、まあ無視できるのだろう。
ECについて詳しくないから不甲斐ないのだが、土質や含水率によって本来の保肥力が同じであってもEC自体は変わりそうだけど、まあそのあたりの補正はgeoデータできに、マップデータで補正するのだろうか。
ともあれ、耕しながら、土壌の硬度やECがわかると、色々おもしろそう。
こういう技術を調べながら考えていると、そういえばトヨタのハッピーアグリってなんだったけと頭をよぎった。
調べてみると、こちらはスガノのサブソイラに、光センシングデバイスを搭載して、土壌の色々を測定する装置のようだ。
色々測定するようで、 pH,CEC,腐植含量,加里,苦土,石灰、 アンモニア態窒素,有効態リン酸,有効態ケイ酸,遊離酸化鉄
までを測定するとのこと。 アグリエキスポ
こういう取り組みはいいよね。
調べると、もうすでにサンフレッシュ海津さんでやっているとのこと。
- 高オレイン酸大豆をサンフレッシュさんが37ha 播種(2023)、1590で播種。
- センシング技術で土壌成分を見える化して、土壌改良や適切な施肥につなげる
なぜ海津市か、というと、そもそもサンフレッシュさんがあるから、というのが大きい気もするけど、記事では
- 米価の下落で農家の経営は厳しさを増している
- 米以外で大豆や小麦を栽培する輪作を取り入れて収益向上を図る法人が海津市には多い と説明されていた。
サンフレッシュさんは以前から豊田通商と一緒になにかやっていたとも記憶しているし、そういうのが得意なのだろう。
やや話が脱線したが、amazone で驚いたけど、日本でもすでにトヨタがやってたよねっていう。
他にも作業しながらセンシングって、昔TAやってる時北大のI先生と話をしていた、長くつの裏に電極貼って出面さんが歩いているときに左右の足で電気流して土壌センシングできたら面白いよねって話はしてた。
今こそ、それをやってみても面白いのでは、と思う。
また、ついでになにかセンシング、というのは、どの分野においても研究のキーワードになりそうだ。