なぜ水稲作は移植が主流なのか
世界で,作物を生産する時,耕起するしないの選択はあるが,作物をなんらかの方法で農地に定置させる方法がある.
あえて定置させる方法と書いたのは,定置させる「もの」がタネであるは苗であるかによって,定置させる方法が異なるため,それをまとめたかったからだ.
タネで農地に定置する場合は播種,苗で農地に定置する場合は移植,と呼び分けている. 英語だと,drilling/planting/seedingと,transplanting である.
水稲に限ってみると,世界各国ではdrilling の場合もあれば,transplanting の場合もあり,地域によって主流は異なる.
こと,日本に限ってみると,ご存知の通り,代掻きをした後に水田に田植機で移植をする「田植え」が主流である.
種籾をそのままほ場にdrilling する方法もあるのに,なぜ,日本では移植栽培が主流となったのか.また,drilling (直播)するようになったのはいつ頃からなのか,色々調べてみた.
なぜ水田か
灌漑
日本の水稲移植栽培
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