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combine harvester

Cat のコンバイン、中身はClaasのLexion. Lexion から始まったわけではなく、おそらく228CS時代からの流れ。 Claas がCat のtrack 技術が欲しく、Cat がClaas のコンバイン技術が欲しく、パートナーになったイメージだと思う。

116CS, 228CS Track

伝説の、試作コンバイン。 228CS Track は2019年くらいのagrithecnica でミニチュアが限定販売された。

これは知らないカタログですねぇ

228CSなど、Commandor シリーズの変態コンバインに、cat のMTSを装着した、さらなる変態コンバイン。

ドイツ語の動画

こは、カナダのサスカチュワン州南部にあるファミリーファームを訪れたときの様子です。ファームは州都レジャイナの南に位置し、ここからアメリカの国境までは車で約1時間の距離です。

この日の午後は、デュラム小麦、いわゆる硬質小麦の収穫作業が行われており、ファミリーが所有する4台のうち3台の黄色と黒のクラースレクシオン760テラトラックが活躍していました。

このコンバインは、アメリカ・ネブラスカ州オマハの工場で製造されており、型式はC75。搭載されているエンジンは、キャタピラーC13エンジンで、最大出力は536馬力です。

一方、ヨーロッパのレクシオン760コンバイン(型式C75)は、パーキンスエンジンが搭載されており、こちらも最大出力は約530馬力となっています。

これらのコンバインには、すべてMacDon FD75およびFD140のフレックスドレーパーヘッダーが装備されており、最大作業幅は12メートルを超えます。菜種の収穫時には、場合によってクラースのバリオ1200のヘッダーも使われることがあり、これは作物の密度が高く、理想的な状態の時に限られます。

北米の畑で見られる黄色のコンバインは、今ではかなり珍しくなりました。クラースは2019年にレクシオン6000、7000、8000シリーズの新型モデルを発表し、それ以降、機械をクラースの象徴である緑色で販売し始めました。

クラースのストーリーについては、下のビデオ説明欄にリンクを貼っておきますので、そちらからも詳しく確認できます。

クラースがアメリカ市場に参入したのは、50年以上前のことです。その始まりは「フォード」との協力関係からでした。1965年、クラースはアメリカの大手企業であるフォードと提携契約を結び、青と白に塗装されたコンバインをアメリカに輸出していました。

しかし、この契約は1980年代半ばに終了し、1989年、クラースは「マッセイ・ファーガソン(Massey Ferguson)」と新たに提携しました。このとき、コンバインの色は赤色に変更され、再び異なるブランド名で販売されました。

その後、青、赤に続いて「黄色」へと変わりました。1990年代、クラースはキャタピラー(Caterpillar)とジョイントベンチャーを設立しました。当時、キャタピラーは自社開発のラバートラックトラクターを持っていましたが、収穫機械は持っていませんでした。そこで、クラースとキャタピラーは「クラースが北米市場向けのコンバインを製造し、キャタピラーがクローラー型トラクターをヨーロッパに輸出する」という合意を結びました。

コンバインの製造のために、ネブラスカ州オマハに新しい工場が建設されました。

しかし、キャタピラーは2000年に農業機械の製造から撤退しましたが、レクシオンの黄色いカラーリングは2019年まで維持され、エンジンも引き続きキャタピラー製が搭載されていました。

ここでの収穫作業では、キャタピラーの「チャレンジャーMT865」クローラーがオーバーロードワゴンの牽引に使われています。カナダの畑ではこのマシンが今でも活躍しており、500馬力を誇るこの機械は、まさに「力持ち」と言えます。

使用されているオーバーロードワゴンは、カナダ・マニトバ州アルトナにある「Elmers」社製の「Haulmaster 1600」です。このオーバーロードワゴンの積載量は1600ブッシェル(約57立方メートル)です。

この日は、新しいオペレーターがキャタピラーのラバートラックに乗り込み、操作を学んでいました。そのため、少し慎重に運転している様子が見られました。

この映像は、2023年に私がカナダで撮影したもので、私にとって今でも思い出深い出来事の一つです。2024年にも再び撮影を計画していましたが、ファームと周辺の農場が、今年は激しい嵐と雹の被害を受けたため、残念ながら実現しませんでした。多くの農場が最大80%もの損失を被ったようです。

ここに書いてある通り、オマハ工場は昔からcat のページにもあり、現在はclaas の工場になっているようだ。

Claas の公式説明

1999年のCATの魚拓にも、当時の工場開設の際の記事が出ているね。

日本では。

諫早湾の干拓地で、一台動いていると思われ。 575R Ziegler のロゴがあるから、本当にこれはアメリカ製だと思われる。 5月下旬に諫早湾で作業している。

芽室に、cat カラーにlexion を塗っている人がいると聞いたことがあるけど、それはドイツだろう。