魔境ブラジル
ブラジルは魔境. 魑魅魍魎の農業機械たちが蠢き世界最大の農業国となっている. ポルトガル語のホームページしか存在せず,日本語での機械の解説ページがないため,ここに作る. ポルトガル語からしか得られない栄養素がある...
メーカーと主要製品
クソデカサブソイラのメーカー, スプレーヤとかロータリーモアーも作ってる.
基本はスプレーヤとかトレーラのメーカーなんだけど、これだけ異常なものを作ってる。
コンバインのヘッダーだが、これは「Mamona, トウゴマ」の収穫に用いられるものだそうだ。
calude や関連サイト曰く、
- 「Mamona」はキャスターオイルプラント(トウゴマ)のことで、学名は「Ricinus communis L.」です。これはトウダイグサ科の植物で、別名「pé-de-mamona」、「mamoneira」、「carrapateira」、「carrapato」、「rícino」とも呼ばれています。英語では「castor bean」、スペイン語では「ricino」、「higuerilla」、「higuereta」、「tártago」として知られています。
- この植物の主な製品は「óleo de mamona」(キャスターオイルまたはヒマシ油)です。このオイルは医療用の下剤として民間療法で使用されていますが、特殊な特性(炭素鎖にヒドロキシル基(OH)が結合している)から化学産業で広く使用されています。市販されている他の植物油にはこの特性はありません。
- キャスターオイルの重要な特性としては、80〜90%が単一の脂肪酸(リシノール酸)で構成されており、これが低温でのアルコールへの高い粘度と溶解度を与えます。バイオディーゼルの原料として使用できますが、世界で生産されるオイルのほとんどは付加価値の高い製品のために化学産業で使用されています
- 種子はリシンと呼ばれるタンパク質のため有毒です。子供は3粒以上、大人は8粒以上で致命的になる可能性があります。
- 主な生産国はインド(74%)、中国(13%)、ブラジル(6.1%)、モザンビーク(2.5%)(2011年、FAO)で、主な消費国は中国、アメリカ、フランス、ドイツ、日本です。ブラジルでの生産はバイーア州(67%)に集中し、続いてセアラ州(15%)、ミナスジェライス州(11%)、ペルナンブコ州(3%)となっています。
- ブラジルでは、油やバイオディーゼルを得るために栽培されており、特に北東部の半乾燥地域など管理が難しい地域で有効な作物とされています。気候への適応性が高く、国内の小規模農家の社会的・経済的包摂を促進するのに優れた選択肢となっています。
ストリッパーヘッダーのようだけど、振り落としてトウゴマの実を落として、、ゴミを落とすくらいだから、脱穀はほとんどしてないんじゃないかな。
と思ったけど、トゲトゲに包まれてたりするから、脱穀も必要なのかも。