大国オーストラリア
オーストラリアは北米とヨーロッパと同じような種類の機械なんじゃないの,と思われがちだ. 確かに多くの機械はそのとおりだが,一部独自の進化を遂げたような機械も存在する.
Aussie ag equipment manufacturing: competing with the giants
Australian tractor brands
メーカーと主要製品
VIC のGoldacres はスプレーヤを製作している会社. 直装式(linkage type)から自走式(self-propelled)まで,様々なサイズを作ってる. オーストラリア国内だと割とポピュラー?
NSW のリッパー,ローラー,ドリルを作っている会社. 牽引式のドリルは大規模向け,というよりも,小型のものが多い.作業幅は4.5m くらいが最大.
ニュージーランドのドリルの会社かも.
SA の,ドリルやハローの会社. Agroplows と似たようなラインナップの会社. こっちのほうが作業幅の大きいドリルを使用してる. ローラーとかは作ってない. ドリルはここが一番歴史あるのかも.1877年創業
QL のドリルの会社,まあまあでかい. ドリル,コモディティカート専門の会社かも. tillage はドリル部分の話かも.
QL のドリルの会社,Janke に似ているような気もする. ドリル,カートを専門に作っているみたい.
NSW のドリルやブロキャス,シュレッダーの会社, 色々なサイズを作っているため,使いやすそうなサイズもある. 様々な種類を作ってる.
SA のディスクチェーンの会社, ディクスだけじゃなくて,タービンブレード,ドッグレッグハローなんてのも作っている.
SA のチェーンディスクのメーカー, bute よりも歴史は長そう? 最大24m!!
NSW のショートディスクなどの会社,ジョンディアのショートディスクはここのやつだったはず. ショートディスクの他に,リッパーやトラムライン消しなどもいっぱい作っている.
NSW のチェイサービン,スプレッダーの会社, コンバインと並走する用途,フィールドエッジで貯留する用途,など様々, でかい.
NSW のディスク,ドリル,リッパーなどを作ってる会社,
QLD にある,ハローやカルチ,を作っている会社,savannah のディーラーでもある.
QLD のサトウキビハーベスター関連の会社, ハーベスタ,カートを作っている.
NSW のドリル,シーダーの会社, ストリップティスマシンも作ってる.
NSWにある,マルチャーやエアレータなどの会社,PTO周りの小物を作っている.
VIC のディクス,リッパーの会社,でかいのから小さいのまで作っている.
Banker channeller などはこれからの日本の水稲作でもあってもよいかも. プラウじゃなくてディクスだけど.
NSW のリッパー,チェイサービン,コットン関係,スクレーパなどを作っている会社, ここのリッパーはでかい.
QLD のヘッダーの会社,ドレーパーヘッダー専門. コンバイン用,ウィンドローワ用,フォーレージャー用,などたくさん作ってる. 最大60フィートのヘッダー,軽量. 日本でも,恵庭に置いてあったのを見た気がする.斜里のほうの,ウィンドロー用か.
オーストラリアのトラクター
メルボルンで1940年くらいから,1980年くらいまでトラクターを作っていた会社,後にjohn deere の傘下となる.
NSwの,現在は灌漑システムの施工を行っている会社は1980年ころまでトラクターを作っていた. 350馬力の2駆トラクタなど作っており,現在でも世界で最も高馬力な2駆トラクタである. - abc の記事
NSW に1990年くらまであった,4WD トラクタ専門の会社,600HP くらいまでは作ってた. - baldwin
アメリカか,オーストラリアでも使われてたって話かもしれない. こちらもでかい2WDトラクター.
WA で作られてた,でかいトラクター. Farmers Tractors Australia Pty Ltd という会社で製造していた. Acremaster という名前のメーカーを切り盛りしていた人が創業した. - profi の記事
こちらも,Phoenix tractor が作られる前の,WAのトラクターメーカー. 結構色々な種類・馬力帯のトラクターを製造しており1985年ころにInternational Harvester社の名義で販売されるようになってしまった. 後に,Phoenix とは別路線で,Horwood Bagshaw トラクタとなった.
VIC にあった,トラクターメーカー フォードトラクターのセールスも行っており,waltanna の名前がつけられたトラクタはFord TW シリーズトラクタのresemble 品から始まり,自分たちのブランド品も製造するようになった. - Nagrockaさんの記事